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No.13

県新人大会に向け意気ますます盛んな女子の中・長距離陣から
2年生のウエノ ヤスカさん、ツノカワ アヤミさん二人の寄稿です。08.9.18up

 8月23日、順天堂大学スポーツ健康科学部のオープンキャンパスに行き、「最強のTEAMをつくる!」という
模擬授業(水野基樹准教授)を受けてきました。

 最強のチームをつくるには、“相互理解”が一番大切であるそうです。 自己と他者の考え方は違いますが、
他者を理解し、お互いの意見を尊重できなければ強いチームにはなれません。 個人競技といわれる陸上
競技ですが、チームワークは大切です。なので、とてもいい勉強になりました。

 〈授業メモ〉
  自己と他者の物事に対する捉え方(考え方、見方)は異なるもの。
  最強のTEAMをつくるには、相互理解が必要。
   自己理解と他者理解
  自己理解と他者理解を深めることでTEAM能力を高める
         ↓理論的接近!
  グループダイナミクス・・・人間科学
  
  リーダー{結果を大切に 目的達成組織
        人間関係を !!  集団指示組織
  間接的アプローチの方法
   @リーダーシップ向上          《リーダーシップ
   A選手とのコミュニケーション      メンバーシップ
  直接的アプローチの方法        適応力を高める
   ○チームビルディングの実施
           ×           ◎
     ○  ○           ○
       ○          ○  ○  サークル型の
     ○   ○        ○ ○    コミュニケーションがとりやすい
                           TEAMは強くなる !!!

 現在の新チームは、コミュニケーションがとれてきていて、日々、成長してきているように感じます。チーム
全体が強くなっていくように最善をつくします!!
                                                     62期 ウエノ・ツノカワ


No.12

部長を務め、インターハイにも出場した3年生ホシノ コウキ君の
送別会での言葉を改めて文字にして寄稿してもらいました。(08.3.15up)

自分は部長でした。何で部長になったのかなと思うくらいにできていませんでした。みんな
に助けてもらったり頼ることが多かったと思います。そんな自分が部長として何ができるかと
いうと、選手としてチームを引っ張っていこうと、このことに懸けていました。幅跳びは県大
会などでも初日の午前中ということも多く、チーム全体の流れをつくるうえで大事だったから
です。そこで、自分が選手として学んだことを話したいと思います。自分が入学した時の春の
総体で関東大会にリレーメンバーとして連れて行ってもらった先輩達が抜けて、短距離が自分
一人になってしまって、二年生の秋までスランプ状態でした。なぜかというと、「県横は強い」
と思って入って、「一人になってしまってどうしよう」と思って、しっかりした目標もなく、
そのうえ短距離長に選ばれて目標がないまま、変な怪我もしたり、気持ちも入らず、記録も伸
びませんでした。
 そんな自分が変わったなと思うのは、二年生の新人戦の頃ぐらいからです。「ここで勝たな
きゃ俺は駄目だ」と思っていたところ、前日の練習で腰を怪我しました。そのまま試合に臨ん
だのですが、会場が小田原で、競技場までの坂も荷物を持って上れないほど痛くて、その状態
でしたが、「二年生で関東大会に行かなきゃ、もう俺は駄目だろう」と思って痛みを気にしな
いようにしてやったら、記録は良くなかったけれども勝てて、ほっとして冬季練習に入って、
自分には、その冬季練が大事で、誰よりも頭を使って練習をやってきたつもりです。その冬の
12月の頭に友だちが交通事故で死んでしまったのです。先生から「充分に生きたから、もう、
いつ死んでも好い、そんな生き方ができたらいいね」というような話を聞いたことがありまし
たが、そういうことを身近に実感させることが起きたことから、「毎日毎日一生懸命やるしか
ない」と思って練習をやりました。変化があったのは、まず、この心の変化がありました。
 もうひとつは、技術的な変化です。その冬は暖かい冬だったので、練習でいっぱい跳びまし
た。「今日は何本目に良い跳躍をしよう」とか、調子が悪い日でも踏切の時に大股で跳んでみ
るとか体感を意識しながら、「調子が悪い日に何本目で出来るか」と気をつかってやってきま
した。そんなふうに練習をしてシーズンに入ってすぐ、かかとを痛めてしまいました。それで
も、「冬季練をあれだけ、やったから大丈夫だ」と自信をもって臨めました。だから、冬季練
習は大事です。甘く見てはいけません。現役は、これからもしっかりやってください。
 自分が一番言いたいこと、高校3年間、陸上をやってきて大きくなった気持ちは、「陸上は
一人じゃ出来ない」ということです。みんなが思ってるより、たくさんの人が応援してくれて
いるし支えてくれています。新聞などを通しても、いろんな人が見てくれています。応援をし
てくれる人がいる、気にかけてくれる人がいるのは、力になりました。それがなければ、一年
生・二年生の時に持ちこたえられなかったと思うほどです。だから、その人たちのために頑張
ってください。そして何より自分のために頑張って欲しいと思います。何の利益も無しに、自
分のために、ひたすら出来るっていうのは、高校生の時くらいだと思います。その一方で、他
の人がいるから出来るということも頭の上に置いておいて欲しいです。最近読んだ五木寛之の
『他力と自力』という本で、「自力というヨットがあって、そのヨットは自分だけでいくら動
かそうといしても、他力という風がなければ動かない」ということが書いてありました。18年
しか生きていませんが、他力は影響していると思ったことがいくつかあります。思い返してみ
ると、二年生の新人戦では試合のレベルが低かったから勝てたということかもしれないし、こ
んな言い方をするのは良くないけれど、二年生の12/1に友だちが死んでいなければ、「一日一
日を大切に」という意識も持てず、三年生でインターハイ出場までの結果を出せたことにつな
がっていないと思います。こうしたことや他の人とのつながりがあることを忘れないで欲しい
と思います。


No.11

これまた久々のコラム更新となりました。今回は
このホームページを立ち上げた03年以来のインターハイ入賞を果たした
3年生アダチ ミカさんの引退挨拶を改めて文字にして寄稿してもらいました。07.8.22up

 私は、ちょうど2年前、つまり1年生の時に、インターハイの結果報告、そして引退される先輩方の
お話を聞く側として、この場所(グラウンドで集合がかかる時の場所)にいました。その時、私は、
決めた事があります。それは、
        “とにかく、なんでもいいいから、夢の舞台であるインターハイに出よう”
ということです。当時、私は、先ほど言ったとおり、1年生。ヤリの方は入学前から少しだけやらせて
もらってました。でも、まだ、まともには走っていませんでした。インターハイも応援組として先輩方の
活躍を見ている立場でした。でも、その時、決めました。
                     “絶対に、インターハイに出る”
と。翌年、私は4×400mRのメンバーとしてインターハイに出場することが出来ました。たしか、
1年生の地区総体の時だったと思います、それが初マイルでした。そこからスタートして、ここまで
行くことが出来、昨年決めた事が、一年後に叶い、本当に嬉しく思いました。
 そして、2年生の県新人の時、私は7種に出場したのをきっかけに 《ここだけの話なのですが、
正直、7種は、ずっとやりたかった種目でした。なので、この種目に出た時は本当に嬉しかったで
す。》 来年は7種で4800点以上とって、3位に入賞する !! と決めました。そして、3年生のインター
ハイは7種で7位に入賞することが出来ました。“4800点以上とって3位入賞”は出来ませんでした
が、いま出せる力をすべて出し切ったので、とても満足です。
 話は最初に戻りますが、私は、2年前のこの日に、もう一つ決めたことがあります。それは、自分
が2年後、3年生として、この場所に立って、この場で皆に言う時に、
      “中学生の時は、最高で県で4・5位くらいだった私が、高校に入って、ここまで
          いけた。インターハイという最高の場所に出場することが出来た。”

と言おうと決めていました。そして、本当に実現し、今ここで言うことが出来ました。やはり、実現さ
せるためには、努力が必要です。2年生のインターハイは、マイルに出場したと言いましたが、最初
は投擲グループで走り始め、そのうち、短距離グループ、そしてリレーメンバーへと進んでいったわ
けです。その時その時を私は、
                        “絶対に負けない”
という気持ちで、やっていました。前を走っている先輩の姿を見て、
                       “絶対に抜かしてやる”
って、強い気持ちをもって常にやってました。そして、7種を本格的に練習し始めてから今に至り、
私は、このメンバーの中で一番努力してきたと言える自信があります。やはり、それぐらいやらな
いと、この結果はついてこなかったと思うし、逆に、このぐらいやれば、可能性は十分でてくるもの
だと思います。この グラウンド は、そういったことが出来る場所です。実際、私もこれで証明する
ことが出来ました。あとは、皆次第。本当に頑張って下さい。1年生は数ヶ月、2年生は1年と数ヶ月
本当に、お世話になりました。本当に、ありがとうございました。
ちなみに〜高校生新聞社賞に、足立美佳(2008.3)
推薦理由:本生徒は、中学校の時から陸上競技に打ち込み、数々の輝かしい記録を残してきた。
中でも今年8月に佐賀県で行われた平成19年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に出場し
女子七種競技(やり投、走高、幅跳、砲丸投、100、200、800m走)の部で全国第7位に入賞したことは、
まさに特筆に値する。本生徒の3年間のたゆまぬ努力が見事に結実したことを称え、推薦する。(2007.11)


No.10

インターハイに国体にと、同期にも後輩たちにも
大きな励みとなった活躍だった3年生ツクノ アイさん
からの投稿です。58期生送別会の日に原稿をもらいました。(06.3.20up

 卒業します58期のツクノです。まだチームのみんなと一緒に練習させてもらって、いくつか気がつく
ことがあります。それは、「周りをよく見ること」。自分のことに集中し過ぎて周りをよく見れていないと
きがあります。また、相手のことをよく見れていないこともあります。ここで一つポイントなのは、タイミ
ング。良いタイミング、悪いタイミング、色々な場面で変わってきます。これを見極めるには状況を正
しく把握しないと分かりません。状況を把握するには「周りを見」ないと分かりません。周りを見ること
は、こういったところで一番力を発揮すると思います。
 私たちが1年生のころの3年生の先輩たちは、何も言わずに仲間の体調や調子などがすぐに分か
り、先生や先輩の言葉を一つ一つ丁寧に吸収していました。とても居心地の良いチームで、私たち
はこういうチームを目指していました。先輩たちは、仲間をよく見、先生や先輩をよく見ていました。
何も言わなくても伝わっているのがよく分かりました。
そんなチームになってくれたらいいなと思います。
 チームは春から総合優勝を目指していきます。周りをよく見て自分のすべきものを見つけて、勝ち
進んでいってほしいと思います。
ちなみに〜高校生新聞社賞に、築野 愛(2006.3)
推薦理由:明るくさわやかなスポーツウーマンです。陸上競技の競技力向上と勉学の
両立を目指して本校に入学し、ともに優秀な成績を収めています。3年次に神奈川
県の最優秀選手に選ばれ、2・3年次にインターハイに出場しましたが、その結果に
満足せず同級生が引退した後も全国大会上位入賞を目標に一生懸命練習を続け、
高校生最後の全国大会である国民体育大会に出場し三段跳びで準優勝しました。


No.9

久しぶりのコラム更新となりました。
来年度も活躍が期待される2年生サトウ スズカさんの投稿です。06.3.12up

  59期生のサトウスズカです。私は1時間半ぐらいかけて通学しています。今回は『遠距離通学
の工夫』ということで書かせていただくことになりました。正直、何を工夫しているのかわからない
のですが、電車に乗っている時間が一番長いので、「電車の利用方法」について書いてみたい
と思います。

 まず電車に乗って座ったときは、英単語勉強など暗記をするのに最適です。私は1年生の時か
ら毎週のように単語テストがあるので、この時間を使うしかありません。家に帰ってからやろうと
思っても、部活動後の身体は思うように動かないので。
 と言っても、電車で熟睡してしまうことも多々あります。帰りに寝過ごして、次の駅まで行ってし
まったことも何回かありました(笑)。
 ですから、朝は特に、これに乗れば間に合うという電車の1本前に乗るように心がけています。
今のところ、寝坊による遅刻はしていません。
 それから、下車する駅の階段近くになる車両に乗るようにしています。考えることは皆同じで、
やはりその車両は混みます。でも、慣れてしまえばなんとか気合いで乗り換えられます !! (笑)
 また、私は途中で乗り換えるのですが、乗り換え時間がギリギリになることがあります。次の
電車に乗るのは嫌なので走るしかありません !! 部活動後でクタクタなはずなのに、そのときは
不思議なくらい力が出ます。やはりこれも慣れだと思います。

 これらのように、電車通学だけでも様々なことがあります。大変なことばかりですが、もう残り
1年をきりました。同じように遠距離通学している人、これから遠距離通学する人も、共に頑張っ
ていきましょう♪


No.8

シーズン突入を控え、いま部内で一番サプリメントにくわしい?
といわれる2年生ナリタ コウスケ君の投稿です。(05.3.16

 サプリメントについては、皆さんも使い方や効能が分からないことがよくあると思います。ここ
で少しですが紹介をしていきたいと思います。
まずはサプリメントの重要性について少し。一流のスポーツ選手にサプリメントを使用している
かと質問しても、まずほとんどの選手が答えてくれないでしょう。なぜならサプリメントは、一分
一秒を争うアスリートにとって自分の力を少しでも伸ばすための、いわば“+α”なのです。

瞬発力をつけるサプリメント
 筋肉が動いていない状態から、いきなり力を出すには、体内でATP(アデノシン三リン酸)と
いう物質が分解され、ADP(アデノシン二リン酸)という物質に変わります。この時に大きなエ
ネルギーが生じ、「瞬発力」が発揮されるのです。しかし、このATPは体内に少ししかなく、全
力を出すと、わずか数秒しかもちません。そこで私達の体は、筋グリコーゲンと脂肪を使い、
ATPを作り出すシステムを備えているのです。そのシステムをフル回転させる成分が「クレア
チン」という成分です。これを摂ると、体内で継続的にATPが作り出され、大きな力を持続でき
るようになります。

乳酸について
 エネルギー(ATP)を作る過程で体内では乳酸が生み出され、私達は「疲労した」と感じるよ
うになります。筋肉中に乳酸がたまると酸性度が強まり、運動に必要なATPが合成できなくな
るのです。乳酸の処理・分解には、ビタミンC・B
1・B2・B6などのビタミンが有効的です。中でも
ビタミンCは乳酸の分解速度を高めてくれます。ビタミンなども立派なサプリメントです。意識し
てビタミンCを1日50mg以上は摂るようにして下さい。

いろいろなサプリメントや食事の取り方
 ◎クエン酸・・・グリコーゲンの消費を節約する。
  試合や練習の後は、体内に貯蔵されているグリコーゲンの量が少なくなっていて、次の日
  の練習や試合がこなせないことがあります。(グリコーゲンとは運動をする時の主なエネル
  ギー源です。)そこで、練習や試合後は、クエン酸と糖分を摂るとスタミナ切れが抑えられ
  ます。
 ◎カリウム・・・トレーニング中に起こる足のけいれんを防ぐ。
  激しいトレーニングによる発汗で多量のカリウムが体外に出ていってしまいます。したがっ
  て、カリウムがたくさん含まれている食品を摂ると、足がつることを防ぐ一因とすることがで
  きます。カリウムはバナナに多く含まれています。480mgのカリウムを含む上に消化も良い
  です。積極的に摂って下さい。
 ◎グルタミン・・・体の補修をしてくれ、筋肉の増大にも役立つ。
  グルタミンは体内で合成できるアミノ酸ですが、ケガをすると体の補修剤であるため、そち
  らへまわってしまい、トレーニングをしても筋肉が増大しない場合があります。そんな時に
  グルタミンを摂ります。激しいトレーニングをした後にも有効的です。ケガをした時にも摂っ
  てほしいサプリメントです。

少しは分かっていただけたでしょうか? シーズンに向けて、このような面からも、体をつくって
いきましょう。


No.7

2004年の締めに、部長の2年生ナラバ ジュンヤ君に
「EM」について原稿をもらいました。04.12.25

 みなさん、いかがおすごしでしょうか?早いもので私が県横陸上部に入部してから約2年が
たちました。最近、陸上部兼園芸部と化してきた(?)私の部活動といえば、グラウンドの端に
畑を作り、調理実習などで出た生ゴミ等を「EM処理」して土にかえす活動をしています。さて
ここで「EM」とは何か!

私がこの言葉を知ったのは、入部当初、顧問の福間先生から尋ねられた「EMって、知って
るか?」という言葉が始まりでした。EMとは、琉球大学の比嘉照夫教授が生み出した有用
微生物群(Effective Microoranisms=EM)のことで簡単に言うと、光合成細菌・酵母菌・乳
酸菌などの昔から加工食品に使われていた微生物の集合体のことで、腐敗・悪臭・土壌汚
染・劣化などといったものを防ぐ力を持っています。
そのEMで生ゴミを処理し、土に埋めることによって、土自体が栄養のある土になり、それを
芝や植物に与えることによって成長が促進されるのです。たとえば、EMを取り入れ、作物を
栽培している農家があります。また逗子市では2000年からEMを取り入れ、今まで問題だっ
た海岸の悪臭を解決したという記事もあり、鎌倉市では公衆トイレや海の家の排水浄化・川
の浄化など、身近な場所の環境改善に役立てる動きがひろがっています。さらに海外でも、
こういった動きは広がっています。
そんなEMを使い、グラウンドの端で畑作りをしているんですが、生ゴミを埋めるたびに野良
猫によって掘り返されてるという事態がありますし、一年後には、私も卒業…だれかが受け
継いでやってくれるかどうかが心配な今日このごろです。

部活にも美化活動にも力を入れる部であり続けたいですね。


No.6

男子400mHで関東陸上競技選手権大会に進む3年生ノグチ ユウジ君に
普段はなかなか聞くことのできない[・・・というか、語っても、他の部員が
あまり聞いてくれない?]薀蓄(うんちく)を述べてもらいました。(04.7.8up)

 特撮ヒーロー番組は、いわゆる「子供向け番組」のレッテルを貼られ、しばしば偏見に苛まれて
きました。しかし、中には、大人も十分に楽しめる称賛に値する作品もあり、その中でも特に従来
のヒーロー作品の枠に囚われず、斬新で、ドラマ性を最重視した“仮面ライダーウガ”を紹介し
ます。
2000年〜2001年にかけてテレビ朝日系列で放映されたのですが、その卓越したドラマ性と視聴
者への熱いメッセージ性が大きな魅力でした。

まず、ドラマ性に関して言えば
 ・ライダーシリーズには無かった警察機構の設置
 ・各エピソード2話完結により、1話完結よりも、さらに深く追求できる。
 ・仮面ライダーなのに劇中『仮面ライダー』という単語が一切、出てこない。
 ・ストーリー展開上、全く戦わずに30分終わる回もある。etc.・・・
これは、あくまでリアリティーを追求し、ドラマ性を尊重した結果です。

次に、この番組の最大の長所とも言うべき、メッセージ性についてですが、各エピソードには、そ
れぞれ一つの大きなテーマがあり、登場人物の成長を通して描かれます。みんなの笑顔を守る
ために自分には何ができるか?そして何をすべきか?この問い掛けを全身で受け止めよ!
そして、しばしば新聞の投稿欄を騒がせていた暴力シーンなどの残酷さについて。賛否両論に
分かれた、この問題ですが、これも必要不可欠な要素だったと思います。残酷だと言って子供
に見させない親がいる。じゃあ何故、見せてはいけないのか。何をもって残酷だと感じるのか?
ただ避けているだけで知ろうとはしない。大切なのは「残酷だな」と感じて自分が何を考えるか
なのだ。卑劣な殺人や暴力をあえて、生々しく描き、それを理解してほしいというスタッフの熱い
訴えに、目を背けるな!

長々と好き勝手に解説入れさせて頂きましたが、要するに、みんな、クウガを見よう!って事。

それと、私事ですが、8/20の関東選手権で400mHに出場することになりました。全力を尽くし
て頑張るので応援よろしくお願いします。


No.5

2003年度の1年生から新課程の学習指導要領となり、総合的
な学習の時間が高校でも本格実施となりました。各自が選択し
た研究分野ごとに代表が選ばれ、学年全体の前で発表した内容を
コラム用に2年生ハセガワ トモヒロ君にまとめてもらいました。(04.5.4up)

 スポーツ選手は、強くなるために日々トレーニングを行っているため、日常的に運動しない人に
比べ、エネルギーや各栄養素の必要量が増加します。そのため運動量に見合った(ジュニア選手
の場合、成長するための分も考慮して)食事の量と質を確保することが必要です。もしそれが十分
でないと風邪をひきやすくなったり、運動中に集中力の低下を招き、怪我につながる可能性もあり
ます。そうならない為にも適切な栄養補給をしていく必要があります。適切な栄養補給というのが、
どういうものかというのは、年齢や性別、運動強度など様々な要因によって異なりますが、スポー
ツ選手の食事基本スタイルは変わりません。朝食から主食、主菜、副菜、汁物、果物、乳製品の
6つを揃えるように心がけましょう。

 次にスポーツ選手の食べる食品のバランスについては、油脂や砂糖の摂り過ぎに注意し、タン
パク質を多く含む食品と乳製品は適度に、野菜と果物はたっぷり、主食となるご飯・パン・麺類は
それ以上積極的に摂っていくと良いです。またスポーツ選手の場合には水分補給も重要なので
練習中などでも積極的に摂っていく必要があります。

 このように、「身体が必要としているものをバランス良く、量やタイミングにも考慮して食べ物を食
べる」ということがとても重要なのです。

 食事のことについて色々と説明しましたが、スポーツ栄養といっても、やはり一番大切になってく
るのは普段の食事です。そこをおろそかにすると、競技にも色々な形で影響が現れてきてしまい
ます。なので、食事もトレーニングの一つとして捉えて、意識してやっていくと良いと思います。 


No.4

皆さんから熱い応援をいただいた、女子3年生
アラカワ フミホさんからの投稿です。3年生の
学年末試験が終了した日に原稿をもらいました。(04.1.30up)

 高校最後の全国大会だった国体も終わり、高校での陸上競技はもう終わりなんだなぁと
思うとちょっと寂しいですが、今は現役のみんなと一緒に冬期トレーニングをしています。

 国体の時には、ホームページに沢山の方々から応援メッセージや嬉しい言葉をいただき
ありがとうございました!すごく励みになりました。インターハイも国体も、先生や陸上部の
仲間、応援してくれる人達がいたからこそ出せた結果です。いろんな所から刺激やエネル
ギーをもらえる自分の周りの環境に、感謝しなければいけませんね。どんなに遠くの県での
試合でも応援に来てくれる仲間や先輩がいてくれて本当に幸せ者です。

 大学でも精一杯、競技に取り組み、記録を伸ばしていきたいです。現役の春からの活躍
も期待しています。冬期、みんなで乗り越えて、来シーズン、大化けしましょう !! 


No.3

県高校駅伝を終えた男子長距離の3年生から
元部長のシバタ マサシ君の投稿です。(03.11.18up)

 駅伝・・・これほど素晴らしいものはないと思う。僕は、去年の県駅伝では体調不良のため
思うように走れず、悔しい思いをした。今年は、横高記録が狙えるメンバーがそろって、いい
勝負ができるのではないかと思い、これまで走り続けて来た。
 さすがに3年になってからは、受験勉強と両立させていかなければならないという意識もあ
り、体力的にも精神的にも大変だった。でも、「ぼくは今、個人の記録のために頑張っている
んじゃない、チームのために頑張っているんだ。自分が決めた道なんだから最後までしっか
りやらなければ。」と自分に言い聞かせ、苦しい練習を重ねて来た。

 いよいよ本番の日を迎えた。僕は去年と同じ4区ということで、リベンジだ。タスキを受けて
から、いろいろなことが頭に浮かんできた。辛かった練習、みんなで駅伝のために心を一つ
に励まし合った場面を思い起こし、歴代の先輩達の思いと重ねてタスキの重みをひしひしと
感じながら、ひたすら前のヤツを追って食らいついて行った。前半頑張った分、後半は当然
きつくなり、何度もあきらめかけた。しかし、先輩や短距離のみんな、そして残念ながら走れ
なかった長距離のメンバー。そのようなたくさんのサポートのお陰で最後の2Kmは後押しさ
れた。とても苦しかったけど、そこに走っている自分自身が嬉しかった。心からそう思う。

 駅伝は、メンバーがそろわなければ走れない。個人一人では無理でも皆の力を借りて走
れるのだ。僕は、一本のタスキを通して、いかに人は周りの人の力に助けられて生きている
ものなのかと感じた。1・2年生と一緒に、これまで残って練習して来た3年生のみんなが怪
我もなく出場できたことをとても嬉しく思う。同級生の誰もが受験勉強している中で引退しな
いでやって来たこの3ヶ月、他の人にはできない経験ができた。このことは、これからの人生
の大きな財産になると確信している。


No.2

県高校駅伝を目前に練習を続けている男子長距離の3年生
から続いて、ナガシマ イッペイ君の投稿です。(03.10.20up)

 横高のスローガンであると同時に横高陸上部のスローガンでもある「文武両道」。このことに
ついて僕個人の解釈を含めて書いてみたいと思います。

 「文武」とは、もちろん学芸と武道のことを示すものですが、「文武両道」に含まれる意味は、
もっと広いものであると考えます。つまり、学芸・武道だけではなく、日頃の行い・挨拶・言葉遣
い・コミュニケーションや、さらにはグランド整備といった「やるべき事」の代表として学芸と武道
とをとりだしてきたのではないでしょうか。
ですから、日頃の行いが、しっかりできていなければ文武は成就しません。
 このように僕は文武両道を目指す時、単に学校の成績や試合のタイムだけを目指すのでは
なく、自分の日常をかえりみ、「やるべき事」をしっかりと自覚し、実行していく。このような過程
を踏み、結果を出していくことが、「文武両道」であると考えています。


No.1

県高校駅伝を目標に練習を続けている男子長距離の
3年生から、ワタナベ ケンジ君の投稿です。(03.8.31up)

 三月三十一日、ウグイスも鳴きぐずる天候の中、ツバメは昨年より数日遅く到着しました。春浅く、
吹きつける風は暖かさに首を長くするのさえ拒みましたが、彼らの囀りは僕にとって何よりの春風で
あり、飛び方は暖かみ、そして夏に対しての涼しさも含んでいました。今年もピロティーに巣を構え、
長雨と冷夏で少ない餌にも関わらず二度の繁殖に成功し、グランドを賑やかにしてくれました。時に
練習中、走る横を低空飛翔して並走?したり、ミーティング中のみんなの頭上をかすめたり、とても
親しみ深い一面を見せてくれました。ツバメほど人間を頼った鳥はなく、田圃が消え三面護岸の河
川が増え人間が自然との距離を広げようとも彼らはグランドの投てきサークルに溜まった泥などを
使い、自分達のスタイルを変えてまで人地に執着し、たくましく生活しています。僕はかつてあった
障子の切り間からツバメが出入りし、家庭内灯の上で巣作りをする・・・そんな鳥との交流による文
化遺産を復活させるのが一つの夢です。空になった巣を寂しがる人がもっと増えるといいですね。
 燕去りし月 56期生。

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ハイテンション版→56期長距離の者です。今年は春の訪れが遅く、又冷夏のようでしてウグイス
の囀り初めは例年より遅く、友達の植えたヒマワリは背丈が充分になる前に咲いてしまいました。
なかなか季節が合わない年ですが、故に一層際立つ生物の季節を感じさせる行動に感じ入った
りしています。春、ピロティーのツバメ、校舎通気孔アパートのスズメ、体育館脇のムクドリ、記恩
ヶ丘のトビ・・・みんな雨続きで餌の少ない中、繁殖に成功して雛をグランドに送り出してくれるの
賑やかで嬉しかったです。鳥達の季節感溢れる行動に気持ち抑えられず、ダンスさえしちゃいま
した、こっそり?と感謝を込めて。夏も砂遊び後の窪み、水浴び後の残し羽根、蝉殻、ホトトギス
・・・そして夏日に見られる鳥の口開き!これを見ないと「夏は来ぬ」です!必見、見たら真似し
ちゃいます、こっそりと。こうした心からの感情は大事にして、かつ部活へはメリットのみの活用を
心がけて臨んでいます。モズを迎えたらもう駅伝ですね。皆さん応援よろしくお願いします。

横浜マラソン、深瀬に栄冠

【ハーフマラソン男子】1時間7分58秒で優勝した深瀬弘志(三浦市役所)=山下ふ頭

 第24回横浜マラソン大会(横浜市など主催、神奈川新聞社など後援)は14日、山下公園前スタート、本牧市民公園前を折り返し、山下ふ頭をゴールとするコースで男女のハーフマラソンなど6部門に7353人が参加(完走7124人)して行われた。

 メーンのハーフマラソンは、
男子は深瀬弘志(三浦市役所)が1時間7分58秒で優勝。
女子は星野芳美(eA静岡)が1時間12分49秒の大会新で栄冠に輝いた。

 10キロ男子は鈴木裕行(南総AC)が32分34秒で優勝。同女子は岸瑞穂(県藤沢高)が35分24秒で制した。
車いす10キロは男子が和田誠(金鯱レーシングク)が26分58秒で、
女子は竹下いづみ(フリー)が31分14秒の大会新で頂点に立った。

http://www.kanagawa-np.co.jp/(Kanagawa Shimbun WEB 11月15日の紙面から)