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第7号                                2006.3.21〜順次

2006.3.20 送別会での卒業生の言葉(文責O)

K−Y
 3年間やってきて心に残ったことで「勝ちたいと本気で思った奴が本当に勝つ」ということがある。先生に言われたことだが、自分が4位でくやしかったり、1位でうれしかったときに本当に思ったことだ。WBCで日本が勝ったときに王監督が「チーム全体が勝とうという雰囲気になった」と言っていた。陸上だけじゃなくスポーツ全部に言えるんだなと。誰でも思えることだが、やるべきことを本気でやった人が勝ちにつながると思う。先生・先輩・友達に言われ、「えっ」と思ったことでも受け入れて自分を変えようとしていけばできること。勝つためにできることはいっぱいある。グランドにあがったときウォームから試合と同じ緊張感をもってのぞむとか。自分に何ができるか、これを機に考えてほしい。雰囲気はつくろうと思ってつくれるもんじゃない。一人一人の身体からあらわれるもので、一人一人本気で先生と一丸となって目標に向かってほしい。本気で応援してるから。

Y−R
 何で陸上を始めたのか、何でやりたいのか、やっているのかを最初から考え直してほしい。俺も2年の冬、元旦に年の節目だと思って初心に戻り考えた。見えてくるものはいっぱいあるから、自分ではっきりさせてシーズンを迎えてほしい。みんなが俺らの立場になったとき、ここの陸上部でやってきたことを誇りに思えるように。満足した結果には終わっていないが自分は思っている。正直3年間やってきて自分で自分をほめられるときはなかったと気がついた。どこか弱いとこ、妥協してて、振り返ってみれば納得するものじゃなかった。やってるときは気づかない。後で後悔するようにならないように明確な目標をもって、目標に対する妥協はしない、自分に絶対甘くなってほしくない。高校3年間すべてに対して甘かったと反省している。努力しているつもりだった。振り返ったとき後悔しないよう、今の時期を過ごしてほしい。

U−R
 自分の記憶に残る競技をしてほしい。それは自己ベストが出た時、その大会に向けて頑張った時、いいレースができた時・・・しようと思ってできることじゃないが、それはちゃんと練習できた時で、日々の練習が大事ということだ。悔いを残さないように努めること。この世界には限界がなく、自己責任で、自分が勝たなきゃいけない。この大切なことが高校時代、自分には欠けていた。過去の結果しか見ていなかったと、練習もできていなかったなと、自分の過ちを認められず人のせいにばかりして、自分がいけなかったな、ちっぽけな人間だと、みんなともっと一緒にやればよかったなと。裏を返せば、誰にでもチャンスがある世界。あきらめずにやり続ければ、それがいいなと思っている。悲しい、つらい、楽しい、最高も経験できる。これは美術でも活かされると思っている。だから大切してほしい。失敗して人は大きくなる。失敗をおそれず、怒られるときは怒られて吸収し、うまくいかないときこそ自分を磨くチャンスだと前向きに。

A−H
 山岸や成田とか有名なのが同期にいる中、自分は初心者で始めたが、負けず嫌いで、練習だけは頑張って追いついてやろうと、いつも真剣にやった。みんなに練習を頑張ってほしいと引退のときに話した付け足しをしておきたい。練習の時は身体を動かすだけじゃなく、頭を働かせて考えて、いいイメージをわかせてやること。跳躍ではスタートから着地まで一通りイメージして跳ぶようにしてて、本番だと思ってやってた。短距離練習でもリレーなら1走のスタートからゴールまで、本番だと思って、ベッドの中でも考えた。3年間で記録が伸び、リレーメンバーにもなれ、関東にも出れた。みんなも、いいイメージを繰り返していけばいい。この春から頑張ってほしい。仲間や先生から言われたことや、ぜったいこのイメージはできると自信をもって。自分は消極的で先輩から自信を持てと言われた。応援しているので頑張れ。

I−F
 先のイメージを持つことが大事。前のことのイメージも持つこと。行動できないのは、前の大会でこうだったというイメージを持ってないから。去年・前回のイメージを思い出してつなげていけばいい。行動して覚えていないのは、自分の意志で動いたことしか覚えていないわけだから、流されて動いていると忘れている。新1年生が入ったときも、自分の経験を思い出して。私は来年も受験することにしたので、みんなと一緒に闘うつもりで頑張る。

A−S
 中学から陸上をやってきて、これだけは守ってきたということを話したい。それは陸上を楽しんでほしい。楽しむためには、それなりの努力も苦労もする。努力して結果を出したときに楽しいわけだ。バレンタイン監督の「野球を楽しむために死ぬほど努力をしてきた」という言葉を聞いたとき、すごいと思った。部活なんだから、みんなで協力し合っていけば、みんなで楽しんでいける。チームとしてもいい結果、個人としてもいい結果が出る。新3年生はまだやることがある。死ぬほどやって楽しんでほしい。今年は期待しているので頑張って。


T−Y
 クラブを離れて思い返してみて浮かんでくることに「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がある。すがすがしさを残せた思い出の過程では結果的に尽くせたことになると思う。尽くせたと思えないのは暗闇でしかないから、してほしいと思う。人としてできることをやって、天命を待つことだが、やらなきゃいけないことは尽くすと言い切れないほど出てきて、だから、ひとつひとつ、つぶしていくことだ。目標であることを続けていくこと。大きなことを目標として、ひとつひとつやっていく過程では「人事を尽くして」いない。やらなきゃいけないこと、目標としていることが終わった瞬間、「待つ」が生まれる。チームにも言える、自分に何ができるかという意味で。大きな目標と喜びを手にしてほしい。期待してる、がんばって。
〈福間先生コメント〉この言葉のベースは、人の力の及ばない領域があるということだ。自分がどんなに頑張っても、どうにもならない、神が握っている領域。お釈迦様の手のひらの上の悟空のように、やっていることを見られている。これ以上できない、どこに出しても恥ずかしくないことをそれだけをやれるか、「尽くす」とはそういうこと。誰が見ても恥ずかしくないというようにしないと、必ずどこかで見られてるから。

S−Y
 「先を見て行動すること」を話しておきたい。目先のことにとらわれホイホイうかつな行動すると、しっぺ返しにあう。心がけて行動すること。これは日常の行動で養えると思う。まずは自分に最低限のことを保ってほしい。そしてもう一歩上の段階でラインをつくって、まわりが見てもすごい人間と思われるようになってほしい。ふだんからいい行動があれば結果がついてくると思う。新3年生には期待している。なんとか応援に行くので。

T−A
 周りをよく見ること。先生からも「アンテナを張れ」と言われるが、最近見てて思うのは、判断が遅かったりタイミングが悪かったり、これは周りを見ていないから。正しい状況を把握できてこそ正しい行動や判断ができる。いいチームになるためには重要なこと。私が1年生の時の3年生の先輩は、周りをよく見て、居心地のいいチームだった。先輩同士の仲も、1年生にも気をつかって、何も言わなくても伝わってたり、先生の言いたいこともわかっていた。先へ先へ考えられるチームで、目標のチーム像だった。そうなるためには周りをよく見て、先をよんで、よく見て考えて行動してほしい。みんなは技術力もあると思う。果たせなかった夢も持っていってくれると思うので頑張って。

N−K
 時間について話したい。俺は横山に勝ちたいからという理由で高校での陸上を始めた。中学時代はいつも横山が1歩前にいて、あいつが行くから俺も県横へと思った。冬から一緒に練習して勝てなくて、練習は同じくらいしてるつもりなのに、なぜ勝てないかと考えた結果、時間だと思った。1日24時間、練習時間に4時間として、残り20時間で差を付けようと思って、どうつかうか考えて努力した。最後の試合でも勝てなかったが、3年間で負けない努力はしたつもり。努力して良かったと誇れる自分がいる。その気持ちで受験もして結果を出せた。大きな砂時計を背負っていると思ってほしい。時間は同じだから、その人しだい。最高の状態でシーズンにのぞんでほしい。大きな目標あると思うが、自分がここまでしなくてもできたんじゃないかと思うほど、やってみてほしい。

F−T
 スランプをどう乗り越えたかについて。私は走る前に不安になって走るのヤダ、走れなかったらどうしようと思ってしまうことがあった。そういうときに、最終的な目標はなんだろうと思い、みんな勝ちたいと思って練習しているのに恐れたりして、冷静に考えると馬鹿だなと思った。つらくて当たり前、それを乗り越えてと、逆算して考えたら、そのときのつらさも乗り越えられる。下るから次がある。スランプこそ上がるチャンスだから、つらいけど我慢して、頑張ったら上がれると思って頑張って。走れなくて落ち込むのはよくない。反省するのは良いが、落ち込む必要はないと今は思う。それから、まわりの環境が大事だと思う。(荒川)ふみ先輩がいて、ふつうにインターハイとか出てて、身近に感じていた。そういう先輩がいなかったら夢のままで、現実的に思えなかったはず。高い規準のところに入れたから良かったんだと思う。最初の規準が大事。私は先輩や仲間といった環境にも恵まれた。後輩がいなきゃ駅伝も走れなかったわけだし。ありがとございました。

H−T
 貧血について。僕は3年の春に、ひどい状態になって全く走れない時期があった。1500mで4分45かかって、苦しかったが練習を頑張り、貧血とわかっていたが、くやしくて練習を何ヶ月か続け、6月に4分19で走れるようになって、うれしかった。みんなに見てほしかったが日体大の記録会だったので、でも、その場で喜んでくれたのも、うれしかった。駅伝については夏に最後まで悩んで、残れないと先生に言ったくらいだが、これまでの先輩の話もしてもらい、貧血が治ってなかったら、あきらめたと思う。夏休みも早朝練習をして、今まで経験したことがないくらい充実してた。ありがたかったのは先輩や後輩の存在だ。まわりの3年生がいなくなって、いかに支えられてきたか感じることができた。これまで自分がすることも少なかったし、できてないことが多いと思った。自分は後輩をひっぱっていくのに力がないなと感じ、先生にも怒られながらやったが、残ったから経験できたことだ。俺が失敗したことを後輩は見てたと思うので教訓にして頑張ってほしい。けっして残ることにマイナスになることはないと思う。受験結果は浪人だが、そのことで言い訳にしようと思ったことはないし後悔もない。残らなくて受かったとしても、いま思うと後悔したと思う。人それぞれ感じ方は違うと思うが、しっかり悩んで早い時期に覚悟を決めて結論を出してほしい。相談にはいつでものる、浪人中だが。期待している。駅伝のとき最後のミーティングをやったが、1・2年生のとき泣いている先輩を見て、自分は泣いたことがなかったので、その感覚がわからなかった。このとき話してみると泣きそうになる自分にびっくりしたし、残って良かったと思った。後輩にも一緒にやってもらって、泣いてくれて、うれしかった。

O−N
 3年生の時の県大会400mHは、県で入賞できるかもと一番ねらってた試合だった。2日前のハードル練習のときに先生に呼ばれ、「調子はよさそうだから決勝にすすみ関東に行けるかもしれんな」と、そんなこと言われたことなかったので、うれしかったが、まさか関東は・・・と思った。でも、自分が自分の可能性を信じないのでは、成功するものも成功しないと思い直した。県大会の決勝進出を目的じゃなく、関東へと目標をひとつ高くし、自分を信じようと決めた。朝400mHの練習で1台目はよかったが、2・3台目で歩数が詰まって不安になった。先生に呼ばれ、怒られるなと不安になったとき、「調子は良さそうじゃないか」と言われ唖然として「調子はいいのかぁ」と不安解消、先生の言葉を信じた。レースは予想外の土砂降りで焦ったが、今までにないくらい気持ちは高まって、スタブロつかって1台目跳んだとき、やばいと思ったが、フィールドの中に先生が見えて、今まで言ってくれた言葉が思い出されて絶対に期待に応えようと、1・2年生の時の悔しい思いをぶつけてやろうと、あきらめずに頑張った。レースは2着で決勝にいけて夢みたいだったのを覚えている。周りのみんなも「おめでとう」と自分のことのように喜んでくれたのがうれしかったし、そう言ってくれる仲間に出会えて幸せと思った。成功できたのは、みんなの支えがあったからと仲間に感謝した。なぜ勝てたかを振り返ると、まず自分の力を信じること。次に指導者を信じて。先生はひとりひとりを見ているから私をマイルメンバーにまで成長させてくれた。そして感謝すること。試合当日は競技場に、付き添いしてくれる仲間に、親にと、感謝することは大事。それからイメージトレーニング、これは効く。県大会2週間前から詩野先輩から聞いて毎日風呂の中で400mHを跳んでた。中地区では7台目でコケたので、そこは丁寧に何度もイメージした。最後にレースで勝つための条件は、あきらめないこと。これらをすれば、みんなも勝てるはず。もうひとつ、県横陸上部っていうのは、ただ単に陸上をやる部じゃないと思う。大切な仲間を得たことだと思う。今の私があるのは、みんながいたから乗り越えられた。だから入部してよかったと言える。みんなも仲間を大切に横のつながりつくいり、先生を信じてすすんでほしい。いいものを身につけたら今後、部活だくじゃなく、活かしてほしい。指示を待つんじゃなく考えて行動する行動力が3年間で身に付いた。受け身じゃなく積極的に成功を自らつかみにいってほしい。

Y−H
 楽しい部活だったが、つらいこともあって後悔している面もある。みんなはどんなときに後悔するのか考えてみてほしい。僕の場合は特にマイル。自信がなくて前向きに試合に出ることはなかった。岩橋先輩・野口先輩には申し訳なかった。バトンをもらい損ね、コケて、先輩の顔に泥を塗ったような、今でも夢に見る、後悔している。一生消えない、そういうものなので、どんなに一生懸命やっても上のランクに行けなくて後悔して・・・。だから、みんなには前向きに試合に臨んでほしい。いつもマイルの前は、つぶれたくない、抜かれたくないと、マイナスイメージしかなかった。3年の時の県大会の決勝で、荏田の相手がすごく速かった。すごく勝ちたかった。すごくプラスに考え、最後の200mでもつぶれずに、そのとき勝てて、3年でやっとわかった。絶対前向きにと。いい思い出に残るのは結果。自分の目標に行けるかどうかなので、県大会で4位というのもいい思い出になった。出水先輩に200mの記録を塗り替えろと言われたが果たせなかったので、1年の星野には果たしてほしい。

K−T
 3年間で得たものというと、人の話をよく聞くことだと、つい最近気づいた。先生や親に直すとこを言われて耳をふさぎたくなる閉じこもった自分がいた。それを最近、周りの人の話をよく聞いてればよかったなと。あんな話をしてくれたなと思ったり。それはいろんな視野から見てくれる人がいたのに、無視した自分があって成長できなかった。周りの人の意見を、頭の中で理解して納得して自分なりの答えを出して、これからがあるので得ていってください。

N−M
 卒業アルバムに英語の先生が「勝者は決してやめない、やめた人は勝てない」という言葉を書いてくれた。ついていくのがいっぱいいっぱいでなんでやってるんだろうと思ったこともある。でも3年間続けたおかげでマイルで結果を出せるようになった。それから、クラスの子は「毎朝教室に入ると美帆ちゃんが笑顔で『おはよう』と言ってくれたのが嬉しかったとアルバムに書いてくれた。当たり前のことを感じさせてくれる言葉だった。挨拶ってコミュニケーションとして大事なもの。まわりにある当たり前のことを見直してほしい。大阪にも応援に行くので頑張って。」

N−J
 まず、この場に欠席のA−Yの手紙を代読「この部活で得たものは数え切れないが、なによりも仲間だと確信している。裏方仕事で投げ出したいこともあったし、義務的にこなしただけのこともあったけど、関東の男子のマイルが終わったとき、自分も泣いていた。自分が部活に求めていたものがこれだと思った。毎日が大切な時間だったんだなと思う。応援してます。」
僕は2つのことについて話したい。一つめは目標について。勇往邁進とは目標に向かって恐れず真っすぐ突き進むことだが、今のみんなに目標はあるか、何を目標に頑張っているのか考えてほしい。目標が支えになって目標があるから頑張れて、目標がなく見失った人は単調に毎日が過ぎていく。二つめは心構え。何かに向かうときには、それ相応の準備がいる。これができているかどうかで先の結果が変わる。これができていることでチャンスを得て力を出し活躍できる。心の準備がなければ、あたふたしたりチャンスを逃して残念な結果になる。今のうちに心がけてほしい。ほかに17人の3年生がいて、部長としてやってこれたのは、みんなのおかげであり誇りに思う。誇りは自信につながる。今まで、ありがとう。これからも頑張って。

OBから
なんでイワタ先輩が来るのかと思ったが、魅力があるし、魅力がある集団でいてほしいから、OBになっても来るんだなと分かった。これからも盛り立てていってほしい。/今の話を聞いてきて去年話せなかった400mHについて、高3の県大会で勝負すると先生からも大混戦になるぞと言われたのに大失敗でラスト10台目でストップの最悪の試合をしたことから、自分のやってはいけないこととやらなきゃいけないことが見えた。ベストの走りを組み立てることができ、県選でベスト出せて関東選手権につなげられた。万全でなくてはならない、人事をつくすこと、試合に向けて日頃の練習がつなげられたと思ってる。/この代は試合に見に行くのが楽しみで燃えて応援できた。すごい3年生を追い抜く勢いで頑張って。/できないのを証明するのは難しい。後悔には一生懸命やった末と失敗してのとあるが、予防できるものもある。陸上やって思ったのは予防できる後悔はチームに影響することだと思う。チーム状況から試合状況が決まる。一人一人が影響し合って試合に臨むことになる。後悔する失敗はやらない、防ごうとすることが大事。1・2年生はやれると思ってる。自分は何ができるか考えて試合に臨んで立ち向かってほしい。/自分はまだ隔離された状況だが、人間は社会の中でしか生きていけない。人に必要とされているということ、されないと集団にいる意味はない。自分に何が求められているか判断して行動を。集団が変われば求められるものも変わる。リーダーだけが動かすんじゃない、いい反応する人間になって、リーダーの資質ももってほしい。(たしかこういうようなことを言ったと思いますがぁ、いつものようにテンポ良く一気にまくしたてたのでメモしきれず・・・)私は51期の先輩たちが大好きだったが、何が良かったかというと、私たち52期がいたからよかったと思う。夏休みの昼下がりに先輩から「3時にどこどこに集合」と電話がかかってきたら、一番に到着して中央に買い出しに行って海づり公園でカレーをつくるという、こういう、のっていく後輩がいるからこそで、リーダーだけじゃないってこと。自分が存在している意味を考えること。

福間先生
 『生き方−人間として一番大切なこと−』という、稲盛和夫さんが書いた本がある。仏教には、「思念が業をつくる」という教えがある。つまり思ったことが原因となり、その結果が現実となって表れてくる。だから考える内容が大切で、その想念に悪いものを混ぜてはいけない、これは哲学者の中村天風さんもいっていること。これは宇宙の法則で、よい思いをえがく人には、よい人生がひらけてくる。将来のためには本をいろんなものを読み、自分をみがいていくこと。脳の中に蓄えた知識の断片を新たに組み立てコーディネートを考える力が必要になるから。いまは必要なものを蓄える時期。蓄えたものが少なければ組み立てることができない。この3年生には「こいつら絶対にやるよ!」と勝手に思いこんでいたことがある。1987年28歳の時に陸上界で頭角を現したのを見て生まれて集まってきた連中だという思い入れがあった。だから結果を求めた。空海の謎の空白時代に寄せて書いた末尾を「その苦闘の中にこそ学びがある。まさに『七転び八起き』、その苦闘こそが人生の宝物である。結果はご褒美、結果にばかり眼がいきがちなのは、心が至らないのである。」と今年は記したが、かもしれんね。

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