第12号 2009.4.5 〜 夢 は 叶 う 〜
いよいよ、新しいシーズンを迎え、新入生も迎える。そこで、ホームページ「県横高陸上部WEB」(http://www.geocities.jp/kenyokorikubu/)の掲示板からOBのメッセージを紹介しておく。
「練習ありがとうございました」50期副部長4/1
三日間、練習をご一緒させて頂きありがとうございました。(自分にとって)強度の高い練習は一人ではやりにくいので集団で走ることが出来て、良い練習が出来ました。本来は直接お伝えすべきですが、コチラで失礼します。
所感といえば、おとなしい、元気が無い、でした。メニュー発表後に「お願いします」と声が出た部員は数人でした。「●本目行きます」という先頭の声に返事ができた部員はいなかったと思います。聞こえていても反応が無ければ、聞いていないのと同じです。まさか無関心だった訳では無いと思いますし。声を出すことがタイムの向上に直接的な関係があるかは未知ですが強いチームは自然とやれていることだと感じることが多々あります。なぜそうするのか、考えられたら違ってくるのではないかと思いました。
直接観戦にはほとんど行けないと思いますが今シーズンの朗報を待っています。
「経験談。長くなってごめんなさいね。」55期Nじま3/12
現役のみなさん、こんにちは。55期の短女、Nじまです。100、200、4継、マイルを担当してました。そろそろシーズンが近づいてきましたね。グランドに行こう行こうと思いつつも、なかなか行けないままだったので、掲示板にてちょっと小話を。
みなさんは今、どんな気持ちで練習をしてますか?陸上をしてますか?私は同じだけ練習をしてても、練習をしている気持ちが変わったことで記録にも変化が出てきたことを覚えています。ただ、やらされてる・・・言われたからやる。練習したから、これでいいんだ。それじゃ何も残りません。どんな気持ちを持ってやるのか、必死になって、夢中になって、真剣に取り組んだ練習は全く違う結果を生みます。経験談です!!!
それに気づくまでの私は練習嫌いの逃げ腰な人間。体が痛くなることを言い訳に練習から逃げていたのです。自分に壁を作って、「ここまで私はできればいいんだ。」って。でも、それでは何も変わらない。気持ちで体の痛みなんて飛んでいく。あぁ、私は気持ちの弱さで、自分を守ってたんだなって気づきました。それからは「私が走らなきゃ誰が走るんだ!」っていうくらいの使命感を持って、ただただ走り続けました。夢中で。特に冬季練はひたすら。その分の結果は十分、自分に返ってきました。
私は今でも県横陸上部であったことを誇りに思います。胸を張って「陸上部でがんばってました」って言えます。何年経っても・・・。
みなさんも、何年か経ったときに胸を張って「陸上部でがんばってました」って言えるときが来ますか?まさか「陸上部でした。一応・・・」なんて中途半端なことしかいえないなんてないですよね?中途半端な気持ちでやれば、中途半端に苦しいだけです。やるならやるだけやって、苦しい思いもして、その分の喜びを得てください。
もうすぐシーズンです。気持ちが緩んでる人は今すぐにでも入れ替えて取り組みましょう。
OB・OGは思っている以上にみなさんの活躍を期待していますよ☆
「水仙の香りが、仄かに残る、記恩ケ丘の運動場では」06期きはち2/23
〜トラックの回遊族〜
@わが横高も創立100周年を超えた。その半分の50周年の頃。校舎は、木造の2階建て、正面玄関前から校門までの間は、やや斜めになった200mのトラックを囲む校庭兼運動場でした。雨が降ると、水は勝手に流れて何本もの溝を残しました。2階で、下を走る我々を眺めていた、走ったことのない生徒は、こう言っていました。水族館の水槽を巡るマグロみたい、まるで「トラックの回遊族」と。
A時計との睨めっこに一喜一憂し。どうして、アイツに置いて行かれたんだ。どうして足は、手は、動かないんだ。なんで速く走れないんだ。どんな風に手を振り、足を上げ、土を蹴ったら、速くなるんだ。筋力を強くするには、・・・。可哀想な“回遊族”は素朴な疑問に耐えながら走っていました。
B蛇足 〜夢は叶う〜
一流選手のように速く走りたい!!この憧れが大切。憧れは、強ければ強い程いい。一流のフオームを、じっくり見て、自分とは、どこが違うんだろう、無駄な動きはないだろうか、全力疾走の自分は、どこでくずれてしまうのだろうか、などなど・・・。そのうちに、自分が一流選手になったように、気持ちよく走れる。とはいうものの、なかなか思いどうりにはいかない。それでも、チヨットでも進歩した時に、感じる喜びは、努力した本人だけの特権だ。
C春は目前、自分の力を試すまでの時間は、少ない。せっかく走るのだから、せっかく飛ぶのだから、せっかく投げるのだから、楽しく集中してやろうぜ。そして、時には、水仙の白い花にも、ちらっと目を向ける余裕も。記恩ケ丘には、元気な顔が沢山あった。近い春を、楽しみに。
「もし参考にして頂ければ。」49期Y2/7
私は、グランドにはいまのところ行くことが難しそうなのですが、やはり52期のお母さんがおっしゃるように2月の練習は不規則になりがちですが結構、重要だったなと感じています。それは、4月になると記録会が入る関係で2月・3月がシーズン前半ではまとまった時間が取れる大きな機会だからだと思います。
今、自分がシーズンのどこらへんにあるのかというのを感じる参考になればと思うのですが例えば、シーズン前半の2・3・4・5・6・7月の6ヵ月間を30センチ定規にみたてて、5センチを1ヶ月と考えて見てみるというのを現役の頃にやっていました。そうすると、2・3月で10センチ、4・5月で10センチ6・7月で10センチと、視覚的に時間の感覚を捉えられるのではと思います。ちなみに受験の時も、こんなかんじで時間を意識しておりました。本当は練習を拝見させて頂きたい所なのですが今現在は、自分の事情で拝見させて頂くことが難しそうなので一応、かげながら、応援させて頂きたく思っております。
返信:大川
部員一人一人が部について考え動けるような状態にしていけるように頑張ります。先輩の時間の感覚的とらえ方も意識したいと思いました。シーズンまでの時間を大切にします。本当にありがとうございます。
返信:49期Y
もし参考にしていただけるようならば、幸いです。僕以外のOB・OGの方もいろいろな経験談をお持ちだと思います。もちろん時代によって、合うもの・合わないものはあると思うのですが、これは活かしていけるなと思うものを取り入れていかれると良いのではないかと思っております。これからも頑張っていかれるように、お祈りしております。
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