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第15号(編集責任:小松原先生)                       2012.3.25

                 2012.3.17 送別会での卒業生の言葉

A(北里大 薬学部)
 先生に何かを言われて落ち込むのではなく、それを糧にしてください。
先生に言われる前に率先して、行動できるようにしてください。受験に関するアドバイスとして、2年生の冬から自分は部活を辞めないで回数を減らして参加していたけど、それで良かった。自分を見失わずにすんだのは、そういう形で陸上を続けていたからだと思う。また、自分を客観視することができた。将来は、海外で薬の研究をしたいと考えている。

a(早稲田大 文学部)
 頑張った先には良い事が残る。

(横浜市立大)
 後悔の必要性について
。中学で陸上を始めた理由は、もてたかったからだけど、入ってすぐに後悔した。1000m走らされて・・・(笑)高校に入って、他の部を見に行かずに入部して、やはり入ってすぐに後悔。その後。ケガをして後悔。でも、最後の後悔は、走りたいという気持ちを生んでくれて、練習もでき最後の結果が出た。「ちゃんと後悔してください。」

Si(横浜市立大 看護科)
 ベストを出して引退したかったから、秋まで残った。「とりあえず、挑戦してみよう」駅伝チームの中で、2年生が速くて自信を失いかけていたとき、小谷先生から「土台になってチームを支えて」と言われて楽になった。それが、自信になって、最後まで走ることができた。

Su(帝京大 医療技術)
 選手でも勉強でもたいしたことないので・・・(笑)
でも、一番覚えているのが、1年のときの駅伝と3年の引退のとき。駅伝では、練習になかなかついていかれなくて、毎日泣くほどしんどかったけど、前を追いかける先輩の背中に「転んでも立ち上がればいい」と書いてあって、それを見て、追いつけなくてもとにかく前へ、と頑張れた。とにかく、着いていくことを目標に、小さいことを毎日の目標にしてやってきた。そしたら、早くなってきて楽しくなってきた。3年の引退のときには、ケガで最悪で、でも仲間がいてくれて、その有り難味を実感することができた。一緒に喜んだり、悲しんでくれる仲間がいてくれたことが有難かった。最後に、自分はセンター試験でも一番いい結果がでて、「本番に強いととても良いと思う」。みなさんもそうなってください。

u(順天堂大 スポーツ健康科学)
 練習に対する気持ちを大切にして欲しい。「変われるきっかけを。」三浦先生に怒られて、岡花先生に怒られて、ついに小谷先生に怒られたときに、、、これで変わることができました。

is(浪人)
 受け身な姿勢の練習は、効果も出ないしダメ。いつも試合後は、自分に情けなくて泣いていた。けど、三浦先生の言葉「Miは良くなってるよ」で変われた。それから前へ前へ進むことができた。それから、自分なりの結果が出て2年の夏の練習が正しかったと思えた。「見えているものは見えていないものに支えられている」見えないものを見て欲しいと思う。

Miy(神大 人間科学)
 「何事も楽しんで」
陸上を続けて。前向きな気持ちで。

(立教 スポーツウェルネス学科)
 3年になって、自分が伸びてきてるって感じた。関東選手権前に、気持ちが前に向かないときに、木村先生から「Mを関東に連れて行くんだろ」と言われて、踏ん切りがついた。「キターーーーー!!!」って思えた。そして、最後まで頑張れば何かに繋がると思う。「最後までいってみないと分からないから」

(結果待ち)
 1年最初は5000m20分くらいのタイムだった。1年冬になったら、アップもできないくらいしんどかった。病院に行けと言われたけど、行かなかった。2年のはじめの試合で5000m20分になり、試合が打ち切られた。横須賀高校にこんなやつがいるって、まわりに知られた。そこで、検査を受けたら、貧血だった。もし、貧血じゃなかったら、マネージャーになっていた。2年夏に競歩をやりたいと思った。9月に向けて、同級生(偶然、競歩をやっている同級生がいた)から競歩を教えてもらった。2人がインターハイにいっている横浜高校へも練習に出向いた。夏の合宿のミーティングで「関東・インターハイに行きたい」って声に出したら、そこから使命感が生まれた。3年に向けて、神戸や千葉に遠征に出向いた。横浜高校のご好意で練習に参加させてもらった。インターハイにいけるようになった最大の要因は、ライバルの存在である。こいつには負けたくないって思って練習した。3年の春に、全国9位だったから、横浜高校のそのライバルを抜けば入賞って思えて頑張れた。ところが、5月の金沢で惨敗した。歩形違反を2回取られて、思うようにレースができなかった。それから、歩形違反を取られないように、慎重にレースしながら、何とか関東大会まで進めた。関東大会では、調子が悪かった。けど、サブトラックでライバルを見たら、アドレナリンが出てきて、インターハイまで行くことができた。自分は、試合で緊張したことがない。それは、試合に自信を持って出ることができたからだ。競技歴は短いけれど、ビルドアップの練習はきちんと積めているなど、具体的に確認することができて、それが自信に繋がっていた。「自分を信じること」を意識して、練習して欲しい。みんなの春(新シーズン)に期待しています。

(東京家政 家政)
 マネージャーとして強く思ったことは、小さくても大きくても目標を持ってやっている人は強いということです。練習の質が変わってくる。いまケガをしている人は難しいかもしれないけど、「今できることをしっかりやって欲しい」。去年、タグリがケガから復帰した後で、すごく伸びていてびっくりした。先生方、ありがとうございまーす。

Ki(国際医療福祉大)
 ある日、木村先生に「Kiは陸上が好きか」って聞かれて、そのときはよく分からなくて適当に「好きです」と答えたけど、今はよく分かる。そして、それが大切だと思った。関東選手権大会の後に気付くことができた。小学校から陸上をやってきて、初めて実感できた。県が終わったときに、目標を見失って、その中で仲間が支えてくれた。「最後まで諦めないで欲しい」「頑張り続けて欲しい」「いつでも挑戦者であることを忘れないで欲しい」守りに入らないで、頑張ってください。

a(浪人)

 中学では、がむしゃらにやって、タイムも伸びていた。けど、高校では、1年のときはタイムも伸びて楽しかったけど、その内からだがついてこなくて、どーにかならなくなって、思うように体が動かなくなってきた。メンテナンスは、自分ではしているつもりだったけど、できていなかった。「練習は継続することに意味がある」練習ができていないと、結果も当然出ないし、モチベーションが下がる。次に、「チーム競技を大切にして欲しい」。陸上は個人競技だけど、マイルとか駅伝とか、チーム競技はチーム自体が盛り上がるし、モチベーションが上がる。入ってくる1年も、他校の学校もかっこいいと思ってくれるチームになるし、そうなって欲しい。「先輩はかっこよくあって欲しい」。そういう先輩になってください。どんどん強くなってください。

顧問M

 3年生、ご苦労様でした。インターハイも行ったし、大学にも行ったし(進路を決めたし)・・・。みんなは、横高陸上部OBです。これからもよろしくお願いします。県選手権で関東に通って、KiとRの保護者に電話をした。Siも同様に電話をした。「本人は出たいって言ってるんですけど、どうですか」と。そしたら、どの保護者も「出れるなら出させてください」と言っていた。〈関東選手権マイルの話〉陸上競技は勝っても負けても自分のもの。後悔も喜びも自分のもの。県大会決勝に残って、関東に行って6番。「自分が成長した」というのは、後から分かるもので、それを目標に練習するわけではない。結果が出て、自分が成長したと分かる。企業でも、勝った経験がある人を採用したい。それは、最後まで頑張った人だから。それを知っている人は失敗しても、それを受け止めて前に進むことができる。受け身の練習をしていてはこのことは分からない。自分がやったことは自分の財産になる。〈Hiくんの話〉本人が一生懸命やれば、まわりも応援してくれる。明日から頑張りますでは、無理。頑張っている人には、向かい風がいつか追い風になる。いつ、誰が、どんな機会にそうなるかは分からないけど。(1、2年生に向かって)遅刻は絶対にダメ。時間厳守!〈中学の頃は〉男女ともに体が成長するから、記録は勝手に伸びる。高校に入ったら、努力しかない。努力してゼロを保てる。〈常識にとらわれてはダメ〉平田は野球部だった。野球部のやつは遅いとか、投てきのやつは走れないとか、そういう常識はない。自分の常識を破らないと新しいことが見えてこない。限界と思っていることを疑う視点が大切。当然と思っている間には、成長はない。

顧問Ko
 
 今年1年多くの方に支えていただいた。卒業式の朝に、
OBの方から卒業記念品をいただいて、走友会に仲間入りをした。それは、これから横高陸上部を支えていって欲しい、これからは支える側になって欲しいという意味を持ったものなんだと思う。大学に進学して、目先のことが忙しくなってなかなか思い返ることができないかもしれないけど、たまには思い出して欲しいし、顔を出して欲しいと思う。さて、この1年間。嬉しいことにたくさんの遠征があって、多額の遠征費を準備していただいた。そして遠征費が不足して、各所で今年購入予定のものを来年度にまわしてもらうなどして、工面していただいた。先生方だけでなく、事務室や現業さん、警備員の方に至るまで多くの方に支えていただき、応援していただいたことを忘れないで欲しい。(1.2年に向かって)先ほど、三浦先生は「頑張っている人は応援したくなる」っておっしゃっていたけれど、そうやって、陸部が応援してもらっていることを忘れないでください。遅刻なんて論外です。(3年生に戻って)感謝の気持ちを忘れず、これから大変なことがたくさんあると思いますが、最後まで頑張ってください。

顧問ki

 ここに来てすぐに思ったことは、目標を高く持って練習していると感じた。一つひとつが力になっていると感じた。これから卒業して、大学に行ったり、社会に出たりすると、たくさんのことが学べると思う。高校みたいに、先生が教えてくれるのではなく、自分から積極的に学んでいくかどうかで4年間がかかってくる。貪欲に求めていって欲しい。人と人とのつながりを大切にして欲しい。それには、あいさつとかの基本がとても大切になってくる。みんなのあいさつはとても良い。人とのつながりを大切にして学んでいって欲しい。有名な人の言葉に「僕の前に道はない。僕の後ろに道ができる」というのがある。高校で学んだことを土台にして、これからも頑張ってください。仲間たちが支えてくれる。たまには後ろを振り返って思い出して欲しい。最後に、OBが練習にたくさん来てくれました。部員が知らない後輩になっても、たまには顔を出して刺激を与えてください。

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